500年、城と生きる町へ。くまもと

築城から400年、熊本城は、この町をずっと見守ってきました。町に暮らす人、旅に訪れる人もまた、天守閣を見上げるたびに、日々の勇気や明日への希望を胸に抱いてきました。

振り返れば、平坦ではなかったその道。しかし、度重なる困難にも決して負けなかったのは、城への敬い、町への誇りが、何よりも強かったからではないでしょうか。

もうすぐこの町に天守閣が帰ってきます。そして、今、私たちは心に誓います。次の100年も、城とともに強く生きていくことを。

「表の並木には桜を。裏の並木には栗を。」熊本城を築いた加藤清正公のその言葉のように、旅人を心からおもてなしできる、美しく豊かな城下町になることを。

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